健康ニュース

健康ニュースのトップへ

■健康ニュース Vol.15 
      O脚について、足のむくみ、胃酸過多の対処法

O脚について

長くスラットと伸びた脚は誰もが憧れます。今回は脚の悩みに着目して、日本人に多いO脚についてご紹介します。
O脚とは直立して両足のくるぶしを合わせたときに両膝の内側同士がくっかないものをいいます。人間は生まれたとき、自然にO脚となっているのですが、成長するにつれて脚がまっすぐに伸びていきます。ところが、大人になってもO脚が治らない方がいます。この原因は何なのでしょうか。
O脚の原因は幼いころの歩行開始時期にあるといわれています。早い時期から子どもを歩かせようとすると、両足の骨の内側に全体重がかかり、圧迫されることでO脚を引き起こすといわれています。この他、横座り、ぺちゃんこ座り、片足立ちなどが原因となります。
O脚は一見すると、がに股に見えますが、この2つには大きな違いがあります。外股で歩くのが、がに股ですが(O股は実は内股)によって起こるのです。内股を続けると股→膝→足首の関節が順番に内側にねじれて、脚全体がゆがんでO脚に見えるのです。
O脚は放っておくと、将来、膝の変形による痛み、腰痛、便秘などさまざまな障害がおこるともいわれています。では、O脚は どのようにすれば改善できるのでしょうか。ほとんどの場合、日常生活でのトレーニングが大切になります。太ももや足の裏の筋力増強、膝やかかとに負担のかからない歩き方の習得、自分の足にあった靴を履く、冷えの解消、そして、肥満の解消などがO脚を改善するためのトレーニングになります。この他にも、O脚体操(両手で膝をかかえて股関節の部分からゆっくり円を描くように回す、スクワットと背伸びを合わせたような運動など)もあります。ご自分に合った方法 を見つけて、O脚の悩みを解消しましょう。

足のむくみ

足のむくみは体内の水分バランスがくずれる事で起こります。私たちのからだの約60%は水分で出来ていて、水分の代謝が スムーズに行われることで健康が保たれています。むくみには大きく分けて、疲労などが原因の「一時的なもの」と、治療が必要な「病気が原因のもの」とがあります。足のむくみが「一時的なもの」であれば特に心配はいりません。朝はいていた靴が夕方にはきつく感じた事はないですか。1日中立ち仕事をしていたり、座りっぱなしの仕事など、長時間同じ姿勢をしている人は、体の同じところばかり使うので筋肉疲労が起こりやすくなります。また、血行不良も起こりやすくなるので、むくみやすくなります。足を締め付けるような靴や極端に高いハイヒールなども足がむくむ原因になります。一般的に、女性の方が筋肉量が少ないため、男性よりも足がむくみやすくなります。

足のむくみ

■簡単に出来る解消法

1、
長時間同じ姿勢をしている人は、ストレッチをしたり、姿勢を変えるなどして出来るだけ筋肉をほぐしましょう。また、立ち仕事をする際には、弾性ストッキングをはくのも効果的です。

2、
腰を温めたり、入浴時に足をマッサージしたりして血行を良くしましょう。足の指の間に手の指を入れてくるくる回すのも効果的です。

3、
足を心臓より高い位置に上げると、足にたまった血液が疲労物質や老廃物と共に上半身へ戻って行くので、むくみ解消には効果的です。

4、
食事の塩分は控えめにすると共に、カリウムを多く取りましょう。塩分を取りすぎると、体に余計な水分をため込んでしまって、むくみを引き起こします。カリウムには塩分を体外に排せつするのを促す働きがあり、体内の水分バランスの改善に役立ちます。カボチャ、さつまいも、バナナ、トマト、海藻類などはカリウムを多く含んでいるので、積極的に取るようにしましょう。

一方、何日もむくみが続いている、すねをしばらく押して離しても元に戻らない、尿の量が少ない、急に体重が増えた、足だけでなく上半身もむくんでいる・・・と言うような症状が足のむくみと共にある場合は、病気が原因の可能性がありますので一度医療機関を受診しましょう。また、医療薬品の副作用で「むくみ」が出る場合がありますので、薬を服用してから、むくみを感じるようになった場合は主治医に相談してみましょう。

胃過多の対処法

胃酸過多とは、胃酸の分泌が多く、慢性的に胃酸の濃度が高い状態をいいいます。空腹時の胃の痛み、みぞおちから胸にかけてやけるような不快感(胸焼け)、げっぷ、すっぱい液が胃からこみ上げてくる状態(どんさん)などがおもな症状です。胃酸過多による胃粘膜の炎症が続くと、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などになる恐れがあるので、注意が必要です。胃過多にならないようにはきちんと食事をとることが大切ですが、1日3回とれない場合や不規則になってしまうことがあります。そうしたときは、なるべく空腹時間を長くしないように牛乳を飲んだり、軽食をとるとよいでしょう。胃酸の分泌を抑える食品としては、アラキドン酸を含むもの(レバー、たまご、サザエ、アワビ)、カルシウムを含むもの(牛乳、ワカサギ、コマツナ、ヒジキ)、マグネシウムを含むもの(アーモンド、ヒジキ、納豆、カキ)があり、胃粘膜を保護する食品としては、ビタミンUを含むもの(キャベツ、ホウレンソウ、アスパラガス、アオノリ)などが挙げられます。また、胃酸過多の原因となるような食品の摂取は控えるようにしましょう。特に香辛料(コショウ、わさび)、カフェイン(紅茶、コーヒー)、かんきつ類、漬物、炭酸飲料、アルコール、たばこなどは胃酸の分泌を促す作用があります。なお、胃酸過多に対する薬物治療としては、胃酸を抑える薬(胃酸分泌抑制薬)などが用いられます。

■胃にやさしい生活

暴飲・暴食を避けて、食事量は、腹八分目にとどめる。
食後はゆっくり、よくかみ、食後はゆっくり休む。
就寝前・起床直後は食事を控える。
精神的、肉体的なストレスをためない。
過労を避ける。十分な睡眠をとる。
胃痛を誘発する薬の副作用に注意する。
薬はコップ1杯の水で服用する。

健康ニュースのトップへ