■健康ニュース

ウコンは平安時代中期ごろ中国から伝えられたショウガ科の植物で、現在インド、中国、インドネシアや他の熱帯の国々で広く栽培されています。ウコンの種類は非常に多いですが、日本では春にピンクの花を咲かせる春ウコン、秋に白い花を咲かせる秋ウコン、柴ウコン(ガジュツ)が主です。根を輪切りにすると春ウコンは透明な黄色で辛味と苦味がありますが、秋ウコンはオレンジに近い黄色で苦味はなく独自の香りがします。柴ウコンは切り口が柴がかった白色をしています。
一般的にウコンというと秋ウコンをさすことが多いです。秋ウコンは、カレーの香辛料のターメリックやタクアンや湯葉などの天然の着色料として知られている身近な植物です。ウコンは健康に関しては様々な効果あるといわれており、多くの研究がなされています。ウコンの特徴的な成分は、黄色の色素の成分であるクルクミンや、香りの成分を取り出して濃く凝縮させた精油に含まれるセスキテルペン類などがあります。このクルクミンとセスキテルペン類は体内で肝臓を守る働きをするといわれています。肝臓は体の中で様々な働きをする臓器で、栄養分を蓄えたり体に必要な物質を作ったり、薬やアルコールなど体に有害な物質を無毒化したりする働きがあります。
お酒を飲む前や飲んだ後にウコンをとると悪酔いや二日酔いの予防に役立ちます。またウコンは免疫への働きやアレルギーを抑える働き、血圧を下げる働きなど多くの研究が行われています。
このような様々な報告がありますが、頼りすぎは禁物です。健康的な生活は食生活と適度な運動が基本です。わからないことがあったら薬剤師や登録販売者に相談しましょう。