■健康ニュース

COPDとは

COPD(慢性閉寒性肺疾患)とは、タバコなどの有害なガスを吸い込むことによって、空気の通り道である気道(気管支)や、酸素の交換を行う肺(肺胞)などに障害が生じる病気です。肺の機能が低下するために酸素の取り込みが悪くなり、気管支が狭くなっているため息がはきにくくなり、慢性的に息切れが起こります。

主な原因は喫煙です。そのため「肺の生活習慣病」とも言われています。喫煙者の約15%に発症すると言われており、患者の95%は喫煙歴のある人です。その他に、大気汚染や粉塵なども原因になると言われています。日本で有病率は、40歳以上の8.6%で、患者数は約530万人以上と推定されています。患者数は世界的に増え続けていて、2020年には世界の死亡原因の3位になると予測されています。(現在は6位)。

代表的な症状は、息切れ、しつこく続くせきやたんです。これらの症状は特徴的ではないので、かぜや年のせい、タバコのせいと思われることが多く、病気がかなり進むまで気づかず、受診が遅れがちになるという問題があります。

自己チェックとして、次の5項目のうち、3項目以上当てはまる場合は、早めに受診が勧められます。
1、1日に何度もせきが出る
2、1日に何度もたんが出る
3、40歳以上
4、喫煙歴がある
5、同年代の人に比べて息切れしやすい

喫煙は呼吸の機能を低下させます。禁煙はCOPD発症リスクを減らし、進行を阻止する方法です。COPDにならないためには、禁煙することが最も大切と言えます。