■健康ニュース(脳ドック)

脳ドック イメージ

脳血管疾患はがん、心疾患に続き、日本人の死因の第3位を占めるほどの重大な病気です。医療費の問題が社会問題となっている今、予防医学が注目されつつあります。脳血管疾患も例外ではなく、未然に予防することが可能となりました。その方法1つが脳ドックです。脳ドックは症状の出ていない脳の病気および脳血管疾患の発症もしくは進行の防止を目的とした検査です。MRI(脳の断層撮影)とMRA(脳血管撮影)による画像検査が中心となります。脳ドックは症状の出ていない方の予防が目的であることから健康保険は適用されません。したがって、検査費用は医療機関によってさまざまです。しかし、脳ドックで何らかの異常が発見された場合、その後の治療費には健康保険が適用されます。保険が利かず、高額な検査費を払ってまで検査を受けたくないと考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、脳ドックを受ける最大のメリットは命に関わる重大な病気を未然に見つけ出すことにあります。脳血管疾患の危険因子は脳血管疾患や認知症の家族歴のある方、肥満、喫煙、大量の飲酒、本人の認知症、高血圧、糖尿病、脂質異常症、一過性および慢性的な頭痛のある方、運動不足などです。これらの危険因子に心当たりのある方は生活習慣を見直す意味でも、脳ドックについて医師に相談されてみてはいかがでしょうか。しかし脳ドックにもデメリットはあります。造影剤で副作用が現れたことのある方、アレルギーや喘息のある方などは医師等に事前に相談しましょう。また、心臓にペースメーカーを装着している方、体内に金属を埋め込んでいる方、妊娠中の方や閉所恐怖症の方は検査を受けられない可能性がありますので検査前に申し出るようにしましょう。