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尿失禁とは、尿がもれるのを抑えられない状態です。尿は腎臓でたえずつくられ、膀胱にためられます。普段は、尿道を閉じるはたらきのある筋肉が収縮して栓の役割をしています。そして、膀胱がいっぱいになるまで尿がたまると、その情報が脳へつたえられて尿がでます。尿失禁には、腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、溢流性尿失禁があリます。腹圧性尿失禁は、せき、くしやみ、大笑いした瞬間や力んだり重いものを持ち上げるなどして急にあがった腹圧にたえられず、栓がゆるんで尿がもれてしまう状態です。最も一般的なタイプで、女性に多く出産、閉経、骨盤の手術、尿道や子宮の位置異常などが原因です。切迫性尿失禁は、トイレに行さたいと思ったとたん強い尿意が急におこリ、尿がもれてしまう状態です。脳は我慢するように指令を出しているのですが、抹消の神経がいうことをきかなくなることが原因です。高齢者で多く見られるタイプで、脳や脊髄の障吉、膀胱や尿道の炎症や膀胱結石が原因となることもあリます。溢流性尿失禁は、膀胱に尿がたまリ続け、少量の尿があふれるように少しずつもれてしまう状態です。このタイプは強い尿意がなく排尿のあとには残尿感を感じます。糖尿病、前立腺がん、前立腺肥大、子宮がん、直腸がん、便秘、神経障害などによリおこります。生活上の注意として、膀胱を刺激するアルコールやカフェインはひかえ、尿が濃くなりすぎないように水分を1曰コップ5~8杯程度とるようにします。また、使秘や肥満にならないようにすることも大切です。切迫性や腹圧性の場合は、毎曰、骨盤の筋肉をきたえる運勤をするのがよいでしょう。
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