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尿失禁とは、尿がもれるのを抑えられない状態です。尿は腎臓でたえずつくられ、膀胱にためられます。普段は、尿道を閉じるはたらきのある筋肉が収縮して栓の役割をしています。そして、膀胱がいっぱいになるまで尿がたまると、その情報が脳へつたえられて尿がでます。尿失禁には、腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、溢流性尿失禁があリます。腹圧性尿失禁は、せき、くしやみ、大笑いした瞬間や力んだり重いものを持ち上げるなどして急にあがった腹圧にたえられず、栓がゆるんで尿がもれてしまう状態です。最も一般的なタイプで、女性に多く出産、閉経、骨盤の手術、尿道や子宮の位置異常などが原因です。切迫性尿失禁は、トイレに行さたいと思ったとたん強い尿意が急におこリ、尿がもれてしまう状態です。脳は我慢するように指令を出しているのですが、抹消の神経がいうことをきかなくなることが原因です。高齢者で多く見られるタイプで、脳や脊髄の障吉、膀胱や尿道の炎症や膀胱結石が原因となることもあリます。溢流性尿失禁は、膀胱に尿がたまリ続け、少量の尿があふれるように少しずつもれてしまう状態です。このタイプは強い尿意がなく排尿のあとには残尿感を感じます。糖尿病、前立腺がん、前立腺肥大、子宮がん、直腸がん、便秘、神経障害などによリおこります。生活上の注意として、膀胱を刺激するアルコールやカフェインはひかえ、尿が濃くなりすぎないように水分を1曰コップ5~8杯程度とるようにします。また、使秘や肥満にならないようにすることも大切です。切迫性や腹圧性の場合は、毎曰、骨盤の筋肉をきたえる運勤をするのがよいでしょう。


皆さんはウキウキと楽しい気分の時、テンポのよい音楽が流れていたらそのメロディを□ずさんだリ、また、近くに誰もいなければ歌手や演奏者になりきって手を振ったリ身体をゆすったりしたことはあリませんか。逆に、気持ちが沈んでいるときには、軽快な音楽よリたぶん静かで美しい曲を聴きたくなるでしょう。音楽には不思議な力があるようです。最近の医療としての音楽療法は、様々な医療現場で取リ入れられてさています。音楽が聴覚を通して脳に働きかけ、脳の自律神経の調整によって感情や情緒を安定させ、臓器の血液の流れをよくして健康な身体になる、という期待がされているからです。「聴く」ことによって、身体が音楽に包み込まれた状態であるという精神的な安定感の獲得、それに伴う鎮痛効果、心身症の方の緊張緩和などが、「演奏する」ことによって身体障害の機能訓練や心理療法の補助、幼児教育のリズム感の育成などに、また「歌う」ことでは、リズムによる感受性を養うことにより自閉症の方には生活感を、また喘息疾患の発作予防訓練などに、それぞれ音楽にはそういった効果があると報告されています。また、最近では人工透析や、末期医療など、よリ広範囲での応用が検討されてきておリ、これからも益々、音楽療法の適用が広がってゆくことでしょう。音楽には心身に影響を及ぼすパワーがあるようです。疾患のためだけの療法ではなく、病名とはいえないけれど、しかし現代社会の大敵「ストレス」を抱え込む皆さんも是非、好みの曲を部屋中に流し、ゆったリと、そして身体を揺さぶりたくなるような音楽に浸リ、心の休養をとリましょう。


受動喫煙とは、本人の意志とは関係なくタバコのけむリを吸わされることを言います。近年は健康への関心が高く、受動喫煙による身体への影響についても問題になっています。タバコを吸わない人にくらべて夕バコを吸う人は、肺がんだけでなくそれ以外のがんでも死亡率が高くなっているという点でタバコには発がん性があることは明らかになっています。タバコの害はタバコを吸う人だけでなく、タバコの先から立ちのぼるけむリ(副流煙)を吸ってしまう他人にも影響することを忘れてはなりません。特に副流煙はフィルターを通して吸うけむリ(主流煙)より有害な物質が多く含まれています。副流煙を吸ってしまうことによって、肺がんや虚血性心疾患の死亡率が上昇するほか、低体重児の出産率の上昇、小児の呼吸器疾患の増加、また乳児では乳幼児突然死症候群との関連が疑われています。このことからタバコによる悪影響は主流煙よリも副流煙のほうが大きいといえます。このようなこと受けて、タバコを吸わない人の受動喫煙を防ぐため、多くの施設では喫煙室を設置するなどの対策がとられています。また、タバコを吸う人は決められた場所以外ではタバコを吸わないようにするなどタバコを吸わない人への十分な配慮が必要です。しかし、喫煙室は作られたが、空気の入れ替えが不十分なため周リにけむりがもれ出しているような状況もあリます。こうした状態ではタバコを吸わない人の受動喫煙を完全に防ぐことはできません。そのような場合はさらなる対策が必要になるでしょう。問題点を正す意昧で一人の力では小さいですが、禁煙を始めるというのも解決につながる一つの方法ではないかと思います。


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