 |
ほほやこめかみが痛み、あごを動かしたときに痛みがでるのは、顎関節症(がくかんせつしょう)の代表的な症状で、多くの場合は左右どちらかに出ます。こうした症状を感じている方は増加傾向にあり、特に20代の女性に多く、最近では低年齢化しています。若い女性やこどもは靭帯が伸びやすいため、ちょっとした負担で関節がずれることが主な原因として考えられています。口を開け閉めしながら耳の前に手をあてると骨が動くのがわかります。そこが上あごと下あごを結ぶ顎関節になります。顎関節症の主な症状は、あごが痛いほかに大きく口を開けられない、あごを動かすと耳のあたりでカクンカクンあるいはジャリジャリという音がする、かみ合わせがおかしい、などがあります。また、それらの症状にともなって、頭痛、首すじや肩の痛みやこり、めまい、耳の痛みや耳詰まり、目の疲れ、睡眠障害などもあり、悪化すると全身の不調につながります。顎関節の障害の原因は顎関節部にある筋肉の緊張と器質的障害の両方の原因によって起こります。一番多くの原因は筋肉の障害で、そしゃく筋が緊張しすぎて固くなり、動きがぎこちなくなったり、その部分の血液のながれが悪くなって痛みを生じます。器質的障害には、関節内にある円盤が正常位置より前にずれる関節内障害があります。顎関節症は、ぎっくり腰と似ていて、一度よくなっても無理をするとまた再発します。そこで、家庭でおこなうセルフケアとして
1、あごを安静にして負担をかけない
2、食べ物は両側の奥歯でかむ
3、口を大きく開けない
4、湿布をする
5、あごのマッサージや口の運動をする
6、などをおこなって顎関節症の予防と再発予防に努めましょう。 |
|
 |
日本人の成人の髪の本数は10万本前後で、健康な人でも毎日50~100本ほど自然に抜け落ちているといわれています。髪の毛は一定のサイクルで成長し、生えては抜けるを繰り返して健康な状態を保っています。髪の毛の成長期は2~7年間であり、1ヶ月で約1cm伸びていきます。成長途中の髪の毛が抜けてしまうことが抜け毛(脱毛症)につながっていきます。しかし、毛根の数は生まれたときからすでに決まっていて、年齢を重ねても変わることはありません。抜け毛・薄毛の一般的な原因は、加齢や遺伝的な要因が大きく関与するといわれています。その他に極度のストレスや医療品の副作用、ホルモンバランスの乱れによっても引き起こされます。『男性型脱毛症(壮年性脱毛症)』をご存知でしょうか。男性型脱毛症は思春期以降の男性によくみられる頭が薄くなることを指します。原因としては、遺伝子的要因や男性ホルモンの増加が考えられ、男性ホルモンの増加によって髪の発育を妨げてしまうと考えられています。男性型脱毛症は進行性であるため、何もせずに放っておくと徐々に薄毛になってしまいます。抜け毛を予防するためには、頭皮を清潔にすることが重要です。頭皮に汚れの付着や乾燥が起きると血行が悪くなり、髪の成長に悪影響を及ぼします。頭皮マッサージをして血行を促進するのも効果的です。また、市販の育毛剤・養毛剤をプラスして頭皮の環境を整えるのも良いでしょう。日常生活では規則正しい生活を習慣づけることが大切です。睡眠不足や食生活の乱れ、タバコなどは頭皮の環境を悪化させてしまいます。身体に良い生活は頭皮や髪に良い環境につながります。
少しの心がけから健やかな髪を保ちましょう。 |
|
 |
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、糖尿病、心筋梗塞、高血圧、痔、便秘、大腸の病気などを予防することが期待でき、1日あたり20~25gを摂取することが望ましいとされています。しかし、日本人の平均摂取量は1日あたり14.3gとなっており、これでは病気の予防は期待できないといえます。水溶性食物繊維には脂質や炭水化物の吸収を遅らせる働きがあり、食後血糖値の上昇が緩やかになります。これは糖尿病の人には嬉しい効果です。また、腸内で脂質とくっついて体外に排出される働きもあります。さらに、保水性もあるため、食物の体内滞留時間を延ばすことによって、腹持ちをよくする効果もあります。しかし、残念ながら日本人に主食である白米にはあまり含まれていません。不溶性食物繊維は、便秘を防ぎ排便時の血圧コントロールに役立ちます。便秘を防ぐことで痔や大腸の炎症などにも効果があります。この繊維は便のかさを増やして、便が動くスピードをアップさせるので、毒素などがある場合はそれを早く体外に出すことが期待できます。また、腸内の環境を保つことで、がんの原因になるような病原菌からまもるともいわれています。食物繊維が大腸がんに効果がないという報告もされていますが、「長期」に渡って摂取した場合の効果は期待できるともいわれています。大腸がんに効果がないという理由で、食物繊維の摂取を減らしてしまうのは、全体的な効果をみればもったいないことだと思われます。
食物繊維が多く含まれる食品
キャベツ、みかん、ごぼう、さつまいも、なめこ、にんじん、ふきのとう、ブロッコリー、モロヘイヤ、ライ麦、押麦、りんご、海藻、甘栗、茎にんにく、玄米、西洋なし、千切り大根、全粒粉、豆類 |
|